理念

The Vision of Our Organization

時代と共に変わる「幸せ」と、会員各位によって違いある「幸せ」を認め、受け入れつつ、
その時代と各自の状況に応じた「幸せ」を段階的に論理的に時間と共に積み上げ、
その時代と社会構造に応じた「幸せ」を手にしていく。
更に、時代と社会構造に応じて変化していく「幸せ」を常に探求し続け、その実現指針を提唱していく。

~幸せのピラミッドの提案~

私たちは、「幸せ」を求めて生きています。そして、その「幸せ」とは、宗教的な意味合いから始まり、人が10000人いれば、人それぞれに、その概念と定義は変わり、まさに「絶対的な幸せ」の定義は千差万別です。

しかしながら、「資本主義」というシステムを採用する現在の日本という国家社会において、「絶対的な幸せ」は千差万別ながら「満たされた感」や「安心」「安定」という意味の「幸せ」を再定義して、それを自覚し、それに向い、それを段階的に論理的に構築していくことは意味のあることだと信じます。

そのようなことを踏まえ、2013年現在、本白金研究会では、「幸せ」を「心が満たされている状態(心の充実)」と位置付け、その「心の充実」が示現されるためには、「体(健康)」「人間関係」「お金(経済)」「時間」の「4つの充実」が必要であり、その4つが満たされた(充実した)とき、「心の充実」であるところの「幸せ(心の安定)」が示現すると定義しています。(「幸せのピラミッド」)

繰り返しになりますが、当然に「絶対的な幸せ」は、千差万別であり、有史以来、世界中の宗教や思想、そして、戦争の背景にも「絶対的な幸せ」に対する衝突があり、「絶対的な幸せ」は簡単に定義などできるものではありません。

しかしながら、現在の日本という社会に住み、そして、これからもそこに住み続ける者として、自らの位置とこれからを構築していくのに、わかりやすい指針があることが助けになることも事実です。

そのようなことから、本白金研究会では、一人一人が自覚すべき幸せの姿として、「幸せのピラミッド」を提案し、その具体的指針として「資本主義における資産マネジメントの姿」を提唱しています。

繰り返しになりますが、これは先に申し上げた「絶対的な幸せ」を定義するものではなく、「資本主義」というシステムを採用している現在の日本において、この概念を理解し、自らのものとすることで、一人一人が自らが目指す「幸せ」に近づきやすくなるものであると位置づけた提案であり提唱であって、当然ながら、絶対的なものではなく、時代並びに人類の進化や変化、社会構造の変化、更には経済システムの変化によって移りゆくものであることを自覚しています。

その意味において、本白金研究会は、時代に応じた「幸せ」を手にしていくことを会員各位が相互理解の基に協力し合うことと合わせて、その時代ごとに移りゆく「幸せ」の概念を再定義し続け、その時代に応じた具体的獲得方法も含めた指針を提唱し続けるべく、常に時代に応じた「幸せ」を探求し、その獲得方法の研鑽と指針の提唱を続けて参ります。